FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

一日一秘封

四項

2065年 4月 24日 金曜日 天気:雨

――――――――――――――――――――――――――――――

今日、偶然にも混雑した昼の学食でCランチを手に空いている席を探していると、
火曜日に見かけた綺麗な金髪の持ち主である彼女を見つけた。
見つけたというよりは目に入ったというべきか…。
黒髪が多い中では、とにかく目立っていた。
(後に聞いたが名前はマエリベリー・ハーンというらしい)

学食の隅っこにある比較的小さなテーブルに
一人でポツンと座ってAランチを黙々と食べていた。
そんな彼女の口からは何度もため息漏れていて、
なにか困った事でもあったのだろうか?そう思った私、
そして気づいた時には無意識の内に彼女に話しかけている私が。

「そう何度もため息をついていると一緒に幸せが逃げていくわよ。」

内心頭を抱えた。
私は何をしているんだと。
突然、見知らぬ人からそんな台詞をかけられたら普通は警戒するだろう。
私なら身構える確実に。
もっとこう「どうかしましたか?」とか「何かお困りですか?」とか
当たり障りのない台詞があるだろうに…。
私の声に気づき、振り向いた彼女の表情は驚きから私を不審がるような表情に変わり
あぁ…、終わった…。と思ったのだが。
それから、さらに考えるような表情になり

「じゃあ、ため息をつかなければ幸せが勝手にやって来てくれるのかしら。」

そんな言葉と共に苦笑していた。

「いや、そういう意味じゃなくて。」
「もちろん、分かってるわよ。」

第一印象は変わってる人だなぁと思った。
私も人には言えないが。
その後、隣に座る許可を貰い、
互いの自己紹介をした後は、
大学生活ついての他愛のない会話をしながら二人ともランチを食べ終えた。

「楽しかったわ。機会があればまた一緒に昼食を食べましょ。」

そう言って、彼女は講義棟へ向かっていった。
話をしてみて、私の彼女に対する印象は面白い人に変わった。
容姿は外国の美人を絵にしたようなのに、
考え方などはいたって日本人的でそのギャップなどが特に。
本人曰く、「私は根っからの日本人ですわ。」だそうです。

因みに、私は金曜の午後一番に講義は入ってないので、
コーヒーを追加注文し講義の時間まで読書に耽ることにした。
本のタイトルは、「本当は身近な異世界」
大学の裏門から少し進んだところにある胡散臭い古書ばかりを取り扱っている店で購入。
霊的研究が進んでいる京都とはいえ異世界という話は聞いたことなかったので
私の興味を大いにそそった。
まだ、読み終えていないので読み終わったら感想を書こうと思う。
結構分厚い本なので読み終わるまでに数日掛かりそうだ。

――――――――――――――――――――――――――――――

テーマ : 東方プロジェクト - ジャンル : ゲーム

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。